寒波が来て寒くなり、霜がおり始めると葉を落として休眠にはいります。
花をどうしても咲かせたい場合は、残ったツボミをビニール袋などで保護します。
休眠に入った木は充実して、養分も十分に蓄えているので、植え込み、
移植、土替えなどの作業に耐えます。
元肥と土の改良の最適期で、鉢は固まった土を替えてやります。
粘土質の多い土の場合は、元肥入れが遅れると春の開花期までに肥料分が
残って花を乱すので早く入れ、逆に砂地は少し送らせ1月に入れます。
★肥 料
バラは生育が早く、成育中は次々と花を咲かせるので養分の消耗が激しく、
年2回の剪定によって、たくさんの枝を切り捨てて幹を更新させるので、
多くの肥料分とバラが育ちやすい土質を作らなければなりません。
【元肥の与え方】
1月の作業参考
★剪 定
正月前の庭の清掃をかねて、下旬になってから、細枝や残った葉をつみすてておくと落葉の始末が楽です。
★水遣り
必要ありませんが、砂地で乾燥のひどい場合は与えます。
★移 植
今月は木も充実しているので移植しても木のいたみが少ないので、1年中で最も適した時期です。
3年以上バラが植えてあった所は、病気が残っていたり、バラに必要な養分が少なくなったりしていますから、床づくりは新しい植え込み以上にていねいにします。
【床づくり】
移植する場所に、幅、深さ共に60p位掘って、ガンシュ病やネマトーダの病気があった場合は新しい土に替えます。
病気のない場合も同様に掘りあげ、古いバラの根を除き、有機質を15リットル以上と油粕、骨粉を各300グラム、溶性燐肥300グラム、硫酸カリ20グラムか草木灰を300グラムを、掘りあげた土と混ぜて穴にもどし、床を作ります。
【植え方】
2月に行うのと同じ剪定をして、根を切らないよう大きく掘りあげます。根に土はつける必要はありあません。土をすっかり落として枯れた根やガンシュ病などに侵された根は切り捨て、植えるまで乾かさないように水につけておきます。
★薬剤散布
本格的に寒くなるまでは、残った葉にウドンコ病や黒点病が広がりますから、下旬に1回、石灰硫黄剤の40倍液(展着剤は不要)を枝や幹に十分散布します。また、残った葉の裏にはアブラムシがみられ、ハダニは幹の根際の皮の下で越冬するので、カルホス(劇物)1500倍液(展着剤不要)を下旬に1回散布します。カイガラムシ(卵)はブラシで落とします。被害がひどい場合はマシン油乳剤の30倍液(展着剤必要)を散布します。
★除 草
早めに抜いてしまいます。
【土起こし】
将来バラを植えるところや、バラの株間などは、荒起こししておくと、凍結と融解をくりかえし、固い土は砕かれ、肥料は分解しやすくない害虫は死にます。